ナクソスの日本作曲家シリーズの最新作です。
この人は実力の割にはまとまった作品集がほとんど出ていなかったのですが、お手頃な値段と好感の持てる演奏で嬉しい限りです。
私と同じ姓ですが、ピュイグ・ロジェ、ニコラス・イシャーウッド、シュトックハウゼンといった人たちには彼となにか血縁関係があるのか、と聴かれ、ヨーロッパでの知名度の高さを実感しました。
彼の作風は戦前はフランスの新古典主義、戦後はセリー主義などの前衛的手法に大きく影響を受けましたが常に重要なのが雅楽からの影響です。
単なる東洋趣味に終わらない雅楽の本質を捉えたところから出発した彼の作風はブーレーズの「リチュエル」などにも影響を与えたものと思われます。
演奏は高関健指揮の大阪センチュリー交響楽団、一曲のみ野平一郎のピアノが加わります。


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