オーネット・コールマンによるクラシック作品集です。
ずっと廃盤になったままなのですが、イギリスのアマゾンで中古を売っているのを発見し、早速取り寄せてみました。
管楽五重奏のForms and Sounds, 弦楽四重奏のSaints and Soldiers, Space Flightという3曲が収録されています。
正直、どの作品も終始ピンボケというのでしょうか、作曲上の焦点が不明確で、つかみどころのない抽象的な響きと変化に乏しいリズムが延々と続く感じですが、そこが逆に面白く感じたりもします。
Forms and Soundsは初演の録音を「クロイドン・コンサート」の中でも聴く事が出来ますが、ここでの録音では管楽五重奏による短いセクションの合間に(あとから付け加えられた)オーネット自身の演奏によるトランペットのインターリュードが挿入されていますから、管楽五重奏とトランペット・ソロ(無伴奏)が交互に繋がるような格好になっています。
オーネットのトランペットのプレイも、さすが本職はアルト・サックス奏者だけあって、音のきちんと鳴らない技術的に難のある、ヘタウマともいえないものなのですが、この下手くそ加減が妙に味があったりもするのです。
と言う訳で褒めてるんだかけなしてるんだか分からないような文章になってしまいましたが、単純につまらない、と切り捨てられないところにオーネットの音楽の不思議さがあります。


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