Nuits - weiß wie Lilien

coverSCHOLA HEIDELBERGという声楽アンサンブルによる20世紀の合唱曲をおさめたアルバムです。アルバムのタイトルにもなっているクセナキスの「夜」をはじめ、細川俊夫の「アヴェ・マリア」、リゲティの「ルクス・エテルナ」などの20世紀後半の「定番」の合唱曲だけでなく、シェーンベルク、ヴェーベルンといった意外に忘れられがちな新ヴィーン楽派の合唱曲も併録されているのもうれしいです。クセナキスの4分音とグリッサンドを多用した12声の難曲「夜」をやる時点でこのアンサンブルのレベルの高さはある程度予想できますが、実際、細川俊夫やリゲティの演奏には余裕すら感じられます。
かなりレアものと言えるレイホヴィッツの合唱曲も保守的ながら非常に美しい響きを持ってますし、ラッヘンマンの影響も伺えるCornelius Schwehrという作曲家のほとんど無声音と特種唱法ばかりの「ドイツ舞曲」も楽しいです。シェルシのア・カペラの「3つの宗教曲」の妖しい響きや男声合唱と打楽器、エレキ・ギターのための「TKRDG」のちょっとコミカルな感じもなかなか良いです。シェーンベルク作品は最晩年の「深き淵より」をやっていますが、しゃべる部分を控え目に演奏することによって、この作品の繊細で線的なポリフォニーやハーモニーの美しさが際立っていますが、ちょっとクールすぎる演奏かな、と思います。それは、実はほかの曲もそうで、ハーモニーや響きの精密さと引き換えにパッションが足りない、という印象が残ります。
そういう若干の欠点を考慮しても、人の声が織りなす神秘的なハーモニーを十分堪能できるよくできたアルバムだとは思います。

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まっちゃんのサイトでNuits - weiß wie LilienというCDが紹介されており、クセナキス、リゲティ、細川俊夫らの合唱曲が集められているという。CD屋さんにいったら要チェックです。シェーン�... 続きを読む

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双子座三重奏団うるう日ライヴ
2012年2月29日19:00-
門仲天井ホール

双子座2012チラシtogo.jpg

中川俊郎:バッハーズ・アロウ
森田泰之進:こうふくのしま
鈴木治行:蛇行
山本哲也:スライドホイッスル三重奏曲
ケージ:ラジオ・ミュージック
ほか

出演:
曽我部清典(トランペット)
中川俊郎(ピアノ)
松平敬(声)

コンサート詳細はこちらまで

■タリス:40声のモテット
(一人の歌手による多重録音)

ご試聴、ご購入は以下まで
iTunes
e-onkyo music
OTOTOY

■松平敬 1stアルバム
《MONO=POLI》

 マショーからケージまでの声楽アンサンブル作品を、多重録音によってすべて一人の声のみで演奏したアルバム。
 16声部のリゲティ《ルクス・エテルナ》も収録。

ENZO Recordings
EZCD-10006
平成22年度文化庁芸術祭
レコード部門優秀賞受賞作品

文化庁芸術祭シンボルマーク

プロモーション・ヴィデオ

ご購入は以下まで:
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TOWER RECORDS ONLINE
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