Alvin Lucier: Still Lives

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coverアルヴィン・ルシエは音の唸りとか微妙な共鳴の効果など、音響の微細な変化を科学か何かの実験のようにストイックに観察するタイプの曲が多く、しばしば「音楽」として聴くのには正直つらいな、と思うものも少なくないのですが(「音楽」というより「音響観察」とでも名付ける方が適切でしょう)、このCDはそうした意味では「音楽的」な要素がやや高いかな、と思います。 特にアルバムのタイトルにもなっている「Still Lives」はそうした傾向が強いです。この作品はルシエの他の多くの作品のような長い演奏時間を必要としない、2〜4分の小品が7曲まとめられたものです。それぞれの小品には「バーベキュー・グリル」や「ハンモック」などものの名前が付けられていていますが、スイープする2つのサイン波のオシレータでこれらの物体の輪郭線を描き(ケージの「龍安寺」と同じ発想です)、ピアノがそこに点を重ねるように単音を付け加えていくのですが、ピアノが音を延ばす間にサイン派はスイープしてピッチを変化させるので唸りが生じる、というルシエお好みの音響効果も得られます。サイン派とピアノの音色の組み合わせが実に美しく、物体の輪郭線をなぞってメロディーラインにする、という機械的な作曲法からなぜか妙にリリックな効果が立ち現れるというのも興味深いです。

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双子座三重奏団うるう日ライヴ
2012年2月29日19:00-
門仲天井ホール

双子座2012チラシtogo.jpg

中川俊郎:バッハーズ・アロウ
森田泰之進:こうふくのしま
鈴木治行:蛇行
山本哲也:スライドホイッスル三重奏曲
ケージ:ラジオ・ミュージック
ほか

出演:
曽我部清典(トランペット)
中川俊郎(ピアノ)
松平敬(声)

コンサート詳細はこちらまで

■タリス:40声のモテット
(一人の歌手による多重録音)

ご試聴、ご購入は以下まで
iTunes
e-onkyo music
OTOTOY

■松平敬 1stアルバム
《MONO=POLI》

 マショーからケージまでの声楽アンサンブル作品を、多重録音によってすべて一人の声のみで演奏したアルバム。
 16声部のリゲティ《ルクス・エテルナ》も収録。

ENZO Recordings
EZCD-10006
平成22年度文化庁芸術祭
レコード部門優秀賞受賞作品

文化庁芸術祭シンボルマーク

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ご購入は以下まで:
HMV ONLINE
TOWER RECORDS ONLINE
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iTunes

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