23日のリサイタルの準備は着々と進んでいます。
共演者との合わせは来週からですが、自主練習も佳境に入ってきました。
「ティアクライス」は秋にやったばかりなので思い出してさらに演奏を洗練していけば良いだけですし、「セクエンツァ」や「天気予報」は曲がそれほど長くないのでさらうのは苦ではないのですが、さらうだけで「体力」を使うのが「カッサンドラ」です。丁度1年前ほどにこの曲をやりましたが、15分以上という長い演奏時間で、かつ情報量がやたらと多い譜面なのでひととおり目を通すだけで気が滅入るのです。しかも何度やっても初めてみるように感じるところがとても多いです。さらってもさらってもどんどん記憶が抜け落ちていく感じ、といえば良いのでしょうか。1年前やった時は癖のある記譜法に慣れるのにまず時間がかかりましたし、数ヶ月間毎日毎日さらってようやく歌えるようになりましたから、それに比べると今回ははるかに楽ですけど、2回目にやるのに、こんなに大変な曲は初めてです。
これがクセナキスをさらう醍醐味というやつでしょうか(汗
でもその苦行がだんだん快楽として感じられるようになってきたのはもうどこかの精神状態が狂ってきたのかも知れません。
ちょっと不安なのが川島新作です。
とにかくリズムが複雑で、2つ目の曲は1小節ごとに拍子とテンポがことごとく変化して3分の2拍休みとか5分の4拍休み、などという変則的なリズムも当たり前に出てきてしかもヴィブラフォンと全く同じリズムで演奏しなければならない(つまり誤魔化しが効かない)というとんでもない曲で、自分なりにさらったつもりではいますけど、ぱっと合わせてうまく行くかどうかはやってみないと分からないのでそれまではドキドキ物です。


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