シュトックハウゼンの生誕80周年になる2008年に7つのオペラからなる超大作『光』の全曲をドレスデンでまとめて演奏する計画がスタートしているようです。記事には全曲の演奏の予算としては1億ユーロ(!)かかるのではないか、というとてつもない金額が書かれていますが、予算はともかくリハーサルが相当大変そうです。1年がかりのリハーサルになるのは間違いないのではないでしょうか?
以下ソースです。
BBC NEWS | Entertainment | Arts | Stockhausen epic to debut in 2008


とてつもない企画ですが、ぜひとも実現を願いたいところですね。
上演がきっかり1週間で終わるのでしたら、渡欧のスケジュールは都合きそうです。でも、ワーグナーの「指輪」などは実質4日ですけど、ヴォータン役やブリュンヒルデ役の人の体力その他の関係で、休日を入れて1週間かかるという話ですが、「光」の場合はどうなんでしょう。
で、実現したら、まっちゃんは行きますよね?
仕事をすっぽかしてでも是非とも行きたいですね。
ところで巷のサイトにはよく「演奏に7晩を要するオペラ『光』」などという表現がありますが、これは正しくありません。7つのオペラから構成されているのは事実ですが、「日曜日」のスコアには「理想的には3晩に渡って演奏されるべきである」という記述があります。各場面の演奏状況があまりに違うのとそれぞれのセッティングがとても大変なのでその辺の現実と演奏のクオリティのバランスを考えた結果だと思います。
したがって休日を入れないとしても9日はかかることになります。
もし通しで演奏した場合の各演奏者の負担というのを『光』の全体の構成をみながら考えてみた事がありますが、主要ソリストはいつもやっているメンバーなら休日なしでも行けそうな気がします。アンサンブル主体の作品とかもあるのでうまく休憩が取れるのです。
逆に一番大変そうなのがコーラスです。「世界議会」「ミヒャエリオン」「天使の行進」「HOCH-ZEITEN」など単独で歌うだけでもものすごく大変な作品が沢山あるからです。
複数のコーラスで分担してやる必要があるかもしれません。
そして意外に楽そうなのがオーケストラです。
「暦年」「ミヒャエルの旅」「LICHTER-WASSER」などオーケストラ主体でそれなりの練習をしないと格好がつかない曲もありますが、全体の割合から考えるとそれほど大きいものではないですからね。