シュトックハウゼン来日公演第1日目

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本日はLICHT-BILDER、「少年の歌」「テレムジーク」というプログラムでした。

LICHT-BILDERの午前中のゲネプロを見学させてもらいましたが、かなりの完成度の高さに達しているにも関わらず、あいかわらず大量なダメ出しをしていてこの巨匠の妥協の無さを改めて感じました。
後半の「少年の歌」「テレムジーク」といったもはや古典となっている名作が評判がいいのは当然としても、一度聞いただけでとても完全に理解できるとは思えない複雑な作品LICHT-BILDERに対する反応も決して悪くなかったと思います。

バルコニー席のある会場の作りはあまりマルチ・チャンネルに向いていないのですが、スピーカーを各階に配置するなど事前にいろいろと細工をすることによってあまり良くない席でもそれなりに聞こえるようには工夫していました。

開場したらいきなりシュトックハウゼンが客席中央のミキサーの前に普通に座っている様子に多くのお客さんがびっくりしていましたし(彼のコンサートではそれが普通なんですけど)、演奏直前に物音を立て続けてシュトックハウゼンがなかなか演奏開始のキューを出せなかったトラブルもありましたけど(本番明かりになって演奏開始まで異様に長い沈黙がありました)、最後の「テレムジーク」が終わるとスタンディング・オヴェーションとなる異様な盛り上がりとなり、シュトックハウゼン本人もかなり嬉しかったようです。

終演後ミキサー席でオタク集団(?)に取り囲まれても。いやな顔せずサインに応じていましたが(これもいつものことです)、意外にフレンドリーなシュトックハウゼンの一面を感じることが出来たのではないでしょうか。

ちなみにこの日のゲネプロと本番の間に、新宿で観光をしたい、というシンセのアントニオやアシスタント・エンジニアのイーゴルらを案内しましたが、連日のハード・スケジュールにも関わらず超ハイテンションで、新宿のタワレコのシュトックハウゼン・コーナーに押し掛けたり都庁の展望台に上ったりと、色々と楽しんでもらえたようです。

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