音大生なら聴いておきたい100曲

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とある知人より紹介してもらったこのページを見て切ない気持ちになりました。

音大生なら聴いておきたい100曲

このようなリストを作らないと、音大生なのに自分のさらっている曲以外は何にも曲を知らない、という悲惨な現状を象徴していますが、このリストを見ても、こんな基本的な曲すら入ってない!、というのはいくらでも出て来ます。
そういったものも含めて、この中の大部分の作品くらいは音大に入学した時点で知っているのが本来の姿だと思いますし、「音大生」になったのならこの何十倍の曲に触れなくてはいけないはずけれども。。。

ただ、私が大学の教員としてこうしたリストを作らなくてはならない状況になった場合、「適切な」100曲を選ぶというのは無理な話ですし、どうしてもその人の好みが出て来てしまいます。

それならいっそのこと、自分の好み丸出しの偏りまくった「基本」100曲リストを作ってみたらどうなるかと思い、作ってみました(時代の古い順に並んでいます)。
絞り切れず思い切ってざっくり割愛した曲も多いですし、交響曲数曲をまとめて1曲扱いにしたり、と実際は100曲以上になっているのですが、こんな感じです。

ペロタンのオルガヌム各種
マショー:「ノートルダム・ミサ曲」
オケゲム、ジョスカン・デ・プレ、パレストリーナ、ジェズアルドの諸作品
モンテヴェルディ:「オルフェオ」
モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」
バッハ:「マタイ受難曲」
バッハ:「ロ短調ミサ」
バッハ:「ゴールトベルク変奏曲」ほか鍵盤楽器のための作品各種
バッハ:「フーガの技法」
バッハ:「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」
ハイドン:「天地創造」
ハイドン:「四季」
モーツァルト:交響曲各種(特に後期)
モーツァルト:ピアノ協奏曲各種(特に後期)
モーツァルト:「ハ短調ミサ」
モーツァルト:「レクイエム」
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
ベートーヴェン:交響曲(3番以降)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲各種(特に後期)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ各種
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲3〜5番
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン:「荘厳ミサ曲」
ベルリオーズ:「幻想交響曲」
ベルリオーズ:「レクイエム」
シューベルト:「冬の旅」ほか歌曲各種
シューベルト:大ハ長調交響曲
シューマン:「詩人の恋」ほか歌曲各種
ブラームス:交響曲各種
ブラームス:室内楽曲、歌曲各種
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドノフ」
ヴァーグナー:「トリスタンとイゾルデ」
ヴァーグナー:「ニーベルングの指輪」
ヴァーグナー:「パルジファル」
ブルックナー:交響曲各種(5番以降)
マーラー:交響曲各種(特に6番以降)
スクリャービン:「プロメテウス」
スクリャービン:ピアノ・ソナタ(5番以降)、ピアノ曲各種(後期)
ドビュッシー:「海」
ドビュッシー:「遊戯」
ドビュッシー:「前奏曲集」
ドビュッシー:「12の練習曲」
シベリウス:交響曲各種(特に4番以降)
シェーンベルク:室内交響曲第1番
シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番
シェーンベルク:「月に憑かれたピエロ」
シェーンベルク:「管弦楽のための変奏曲」
シェーンベルク:「モーゼとアロン」
ベルク:「ヴォツェック」
ベルク:「ルル」
ヴェーベルン:作品番号のついた全作品
ストラヴィンスキー:「春の祭典」
ストラヴィンスキー:「結婚」
ストラヴィンスキー:「詩篇交響曲」
ストラヴィンスキー:「ムーヴメント」
ストラヴィンスキー:「レクイエム・カンティクルス」
バルトーク:弦楽四重奏曲(3番以降)
バルトーク:「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」
バルトーク:ピアノ協奏曲(第1番、第2番)
ヤナーチェク:「シンフォニエッタ」
ヴァレーズ:「イオニザシオン」
ヴァレーズ:「アンテグラル」
ヴァレーズ:「アルカナ」
ヴァレーズ:「砂漠」
メシアン:「世の終わりのための四重奏曲」
メシアン:「トゥーランガリラ交響曲」
メシアン:「4つのリズムの練習曲」
メシアン:「鳥のカタログ」
メシアン:「峡谷から星たちへ」
メシアン:「アッシジの聖フランチェスコ」
ブーレーズ:ピアノ・ソナタ(第2番、第3番)
ブーレーズ:「構造I, II」
ブーレーズ:「主のない槌」
ブーレーズ:「プリ・スロン・プリ」
シュトックハウゼン:「少年の歌」
シュトックハウゼン:「グルッペン」
シュトックハウゼン:「コンタクテ」
シュトックハウゼン:「モメンテ」
シュトックハウゼン:「ヒュムネン」
シュトックハウゼン:「シュティムング」
シュトックハウゼン:「祈り」
シュトックハウゼン:「シリウス」
シュトックハウゼン:「光」
ケージ:「ソナタとインターリュード」
ケージ:「ピアノと管弦楽のためのコンサート」
ケージ:不確定性を用いた作品各種
ケージ:ナンバー・ピース各種
リゲティ:「アトモスフェール」
リゲティ:「アヴァンチュール」
リゲティ:「ピアノのための練習曲」(第1巻、第2巻)
リゲティ:ヴァイオリン協奏曲
ベリオ:「シンフォニア」
ナンカロウ:プレイヤー・ピアノのための作品各種
ライヒ:「ドラミング」
グラス:「浜辺のアインシュタイン」
ヤング:「ウェル・チューンド・ピアノ」
シェルシ:「山羊座の歌」
フェルドマン:「コプトの光」ほか各種(特に後期)
クセナキス:「オレステイア」ほか各種
ラッヘンマン:「マッチ売りの少女」

日本人作曲家は省いてありますが、5人代表的な人を選べ、と言われたら、武満徹、湯浅譲二、松平頼則、松平頼暁、近藤譲の各氏を選ぶことになるでしょうか。
他の人の100曲リストも見てみてみたいですね。

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コメント(6)

意外だったのが、ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」はともかくとしてシュトックハウゼンの「習作l・ll」はカットですか。
自分でも書いてみたいですが、100曲挙がるかどうか…。

リンク先にある曲は、ほとんど小学校の頃に聴きましたねぇ・・・
で、まっちゃんのリストも後半はだいたい知っています。


ただ知っていると言っても、聴いたことがあるというだけで、あとは好きか嫌いかだけですから、曲のアナリーゼをしたわけでもスコアを見て勉強した訳でもないので、こと、「聴いたことがある」を基準にすれば、アマチュアのほうがよく知っているということになりそうな気がします。

ところで、僕は最近100年前の作品をちょっと本格的に取り組んでいるんです。いや聴いているというだけですが。プロコフィエフの交響曲とかバルトークのSQとかですね。コンサートのプログラムに入れると集客が極端に悪くなりそうな曲を、ひひひひひと不気味な笑いをしつつ聴いてます、

音大生なら聴いておきたい・・・って
やっぱり最近の若い子は(笑)リストだマニュアルだがあったほうが良いのですかね??
専攻以外は全然ダメな音大生もいらっしゃいましたね、当時でも・・。
まっちゃん様のリストも機会があれば聴いてみます・・・

Yumさん>
ベルクの「ヴァイオリン協奏曲」は大好きだし音楽史的にも意味のある曲ですが、2曲のオペラと比べると私の中での比重はやや小さい、ということです。
シュトックハウゼンの「習作II」はそれなりに出来の良い曲ですが少しあとに作曲された「少年の歌」のインパクトに比べると小粒感は否めませんし、その後の名作の数々を考えると、シュトックハウゼンにとっては「習作」の位置づけかと思います。「習作I」も同時代の電子音楽と比較すればクオリティはかなり高いですが、「習作II」と比べてもかなり落ちると思います。

さなやんさん>
あのリストは分析とかは差し置いてとりあえず聴いておこう、というものなので、音大生にしてあれすら聴いたこともない、というのが憂慮すべき現実なのです。実際アマチュアの方と話していて、あまりに何も知らずに恥をかいてしまう音大生も結構います。

higashiさん>
私の少し下の学年のヴァイオリン科の学生で、ベートーヴェンの「運命」と「第九」の区別がつかない人がいましたねぇ(汗
ちなみに私が小学生の頃は、年末になると「大工」がはやると本気で思ってましたが(笑

ブルックナーの交響曲第3番、ベートーヴェンのピアノ・コンチェルト第4番はダメですか?

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番は入れています(3〜5番と書いてます)。
ブルックナーの3番も大好きで3種類(+α)の稿すべての音源と楽譜を持っていますけれども、後期の深みに比べるとやはりかなり落ちると思います。(駄作と言う意味ではありません)

今回は100曲に絞るという前提があるので(実は厳密には守れていませんが)、私の独断で泣く泣く削った曲も沢山ありますから、のっていないから価値が全くない、ということではありません。

例えばシューマンの交響曲や協奏曲、ヴェルディのオペラなどは1曲もありませんが、嫌いだという意味ではありません。

当然、これが万人にとっての基本だ、というつもりもさらさらありません。
このチョイスの仕方によって、私の音楽観の一部を感じてもらえば、という程度の「お遊び」ですので。。

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2012年2月29日19:00-
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中川俊郎:バッハーズ・アロウ
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鈴木治行:蛇行
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出演:
曽我部清典(トランペット)
中川俊郎(ピアノ)
松平敬(声)

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■タリス:40声のモテット
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■松平敬 1stアルバム
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