2007年4月アーカイブ

このTV番組への出演自体は有名だと思いますが、その動画を実際に見られます。

http://blog.wfmu.org/freeform/2007/04/john_cage_on_a_.html

ジョン・ケージがテレビ番組に出演した話題性以前に、そこで演奏しているWater Walkの演奏そのものがとても素晴らしいです。

リンク先のそのまたリンク先にザッパが自転車を演奏する動画もあります。

シュトックハウゼンの近作が日本初演されますのでお知らせします。

シュトックハウゼン: KLANG3時間目「自然の持続時間」(2005) 1-15

ピアノ:ベンヤミン・コブラー
2007年5月7日(月)19:00開演 18:30開場
ISHIMORIイベントスペース(大久保徒歩1分、新大久保徒歩4分)
¥3000(事前予約¥2500)

ここでピアノを演奏するピアニストのベンヤミン・コブラーはキュルテンでのシュトックハウゼン講習会の講師も務め、昨年7月、本作品の世界初演も行っています。
ちなみに、2月に私がケルンで出演した演奏会では、彼と共演しています。
この作品の5-7曲目はすでに大井浩明氏が金沢で日本初演していますが、その他の作品は当然日本初演となります。

そして、この演奏会の前日、私がこの作品のアナリーゼを行います。
シュトックハウゼンの作品にしては一見シンプルな作品ですが、実はシュトックハウゼンのエキスがたっぷりと詰まった作品ですので、よりよい作品理解のためにこちらのレクチャーにも御越し頂けると嬉しいです。

「自然の持続時間」各曲のコンセプトについて。

講師:松平敬
2007年5月6日(日)15:00〜17:00
STUDIO1619 (新桜台徒歩1分、江古田徒歩6分)
¥500

15曲すべての詳細なアナリーゼを行いましたが、音数が非常に少ない作品で彼の近作の作曲語法もよく知っているので、ほとんど全ての音符に関して説明ができるほど作品構造の解析に成功しました。
かなり膨大な配布資料も用意しましたのでそちらもお楽しみに。

ご予約、お問い合わせなど、詳しくは以下のサイトをご覧下さい。
http://www.komp.jp/07_05_07.html

双子座三重奏団、3度目のライヴ、演奏曲目は以下のようにほぼ決定しました。

曽我部清典(tp)、中川俊郎(pf)、松平敬(vo)
2007年5月13日 17:00開演(開場16:30)
渋谷・公園通りクラシックス
入場料:ご予約2500円、当日3000円
ご予約の方は御名前、人数を明記の上、私までメールしてください。

曲目:
G.マショー:「ノートルダム・ミサ曲」より「キリエ」
中川俊郎:コラール前奏曲「主の祈り」(初演)
K.ピルス:ソナタ(tp, pf)
J.S.バッハ(W.ケンプ編):コラール前奏曲「いざ来れ、異教徒の救世主よ」(pf)
伊東乾:「調教と傷心のアメリカ」より(委嘱作品、初演)
G.マショー:「ノートルダム・ミサ曲」より「グローリア」
C.カーデュー:Volo Solo
G.ロッシーニ:猫の二重唱
R.R.ベネット:「テネブレ」より(vo, pf)
G.マショー:「ノートルダム・ミサ曲」より「アニュス・デイ」
鈴木治行:蛇行 Meander (委嘱作品、初演)

「三位一体ライヴ」だけに宗教的な題材(会場は教会の真下に位置します)のものを中心に、伊東氏のかなりシリアスな内容の新作も予定されています。
その一方「猫の二重唱」のようなお笑い系のものや、鈴木氏のキテレツな発想の新作なども取り混ぜています。
ご期待下さい。

本日のケージ企画無事終了しました。

2時間半にわたる長時間の企画で、1分間全く無音というのもざらな演奏会でしたが、最後まで静聴して頂き非常に嬉しく思いました。

ケージ作品の中でも「花」や「アリア」のような定番作品を避けて選曲した結果、かなり「すきま」の多い曲目が並びましたが、この種の曲はそれなりの大きさの空間で演奏してみて初めて良さが分かることもあります。
例えば、「MUSIC FOR ONE」は30分もかかる曲ながら非常に反響が大きかったのですが、自分でも、本番中に初めて、こんな美しい曲だったんだ、ということを実感しました。この作品は愛唱曲にしたいですね。

声を電子変調したりCDと同時演奏したりと、セッティングが少々複雑だったのですが、スピーカーなどの機材も高品質で、意図したとおりの音像を鳴らすことができたのではないかと思います。

ちなみにアンコールとして「EIGHT WHISKUS」という曲を演奏しましたが、ここでようやく五線譜に書かれた楽譜が登場しました。

それまでの曲は図形楽譜でストップウォッチで時間を測る曲ばかりでしたから。。。

ちなみに本日配布したパンフレットは以下のURLからPDFをご覧頂けます。
http://matsudaira-takashi.jp/archive/winds_cafe124.pdf

どこまで高周波、低周波が聴こえるか、という聴力テストをするサイトはいくつかありますが、以下のサイトは周波数ごとの聴力の差も同時に調べて結果をグラフのように表すことができます。

Equal loudness contours and audiometry

私の場合12kHzまでは問題なく聴こえますが、16kHzはかなり音量を上げないと認識出来ません。
ビートルズの「サージェント・ペパーズ〜」の最後にこの高周波がおまけで収録されていて、10年前には問題なく聴こえていたのに、今や努力しないと聴こえない有様です。

丁度一週間後にケージてんこ盛り企画に出演します。
入場無料(投げ銭方式)ですのでお気軽にお越し下さい。

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WINDS CAFE 124 in 三軒茶屋 
ケージ:声のための作品集
 ~ケージ生誕95年・没後15年によせて~

松平敬(声)
ゲスト:松井茂(映像) + 川村龍俊(朗読、打楽器)

2007年4月22日(日) 13:30開演(開場13:00)
レンタルスペースSF(三軒茶屋駅下車)


プログラム
●序幕
John Cage: Radio Music (1956)
松平敬・川村龍俊・松井茂(ラジオ)

松井茂:虚の風景論──あるいはジョン・ケージのパセティック・ファラシーに関する戯曲的現代詩 (2007、委嘱初演)
川村龍俊(朗読)、松井茂(映像)

●本編
John Cage: Song Books より Solos for Voice 17, 90, 65 (1970)
松平敬(声、エレクトロニクス)

John Cage: Music for One (1984)
松平敬(声)

John Cage: Sixty-two Mesostics re Merce Cunningham (1971)
松平敬(声)

John Cage: 龍安寺 (1983)
松平敬(声)、川村龍俊(打楽器)

詳細はこちら

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ソング・ブックは以前やった時、電子変調が必要なものは技術的な理由から事前に録音した音源を使いましたが(かなり複雑な指示があるのです)、今回はライヴでの電子変調に挑戦します。
ケージ・ファンとしても有名な川村さんの企画だからこそ出来るコアでレアな選曲、思いがけず力作になってしまったプログラム(=曲目解説)もご期待下さい。

松井氏のレクチャー作品の原稿も拝見しましたが、独特の視点からケージの音楽観に付いて語る興味深い内容になっています。

マイルス・デイヴィスにインタビューするタモリの映像です。

その1
その2

趣味でトランペットも吹くタモリだけにジャズ・トランペットの帝王の隣に座って、さすがに緊張気味で可笑しいです。
こんなガチガチのタモリはなかなか見られませんが、絵を書きながらインタビューに答えるマイルスのジョークも痛快です。

数日前、思いがけずキーボードの上に物を落としてしまい、PowerBookのキーボード(「P」のキー)がひとつ壊れて外れてしまいました。キーボードを固定するツメが折れてしまったので修復不可能となり、初めて銀座のアップルストアのGenious Barに予約を入れて、壊れたMacを持っていきました。

キーボードひとつだけなので簡単に直るだろうと思いつつ、ものすごく修理代取られたらどうしようなどと少し不安でしたが、スタッフに事情を話したら、別の修理で引き取ったキーボードがあるかもしれないので探してきます、とのこと。
数分たって目当てのキーを見つけて戻ってきて、さっと代わりのものをはめて修理完了。

「代金は?」ときくと「いりません」
保証期間はとうに過ぎたのに無料で直してもらいました。ラッキー。

その後、時間があったのでアカデミアで楽譜あさり。
歌曲の楽譜がバーゲンで叩き売り状態だったので、K. Huber, E. Steuermann, V. Thomson, G. Petrassi, R. R. Bennettのかなりマニアックな歌曲の歌曲の楽譜をそれぞれ数百円でゲットしました。

最近はインターネットでPetersやUniversalなど主要な出版社の楽譜を直接通販出来るのですが、未知の作品に出会うためには実際に楽譜を手に取って見る作業も重要なんですね。

多くがバリトン用のものでそれだけでも収穫だったのですが、家で試奏(唱)してみると、それなりに充実した作品ばかりで本番でも使えそうな感じでした。
特にV. Thomsonは一見平明な和声を使っていても相当に変な進行、構造をしていてかなり悶絶しました。
どれかは5月の双子座三重奏団のライヴで披露するかもしれません。

前回の記事でお知らせした近所のスーパーでえんえんと流れている変なメロディー、せっかく耳コピしたので音源作ってみました。
音色の感じもオリジナルに近い雰囲気にしてみました。

まずはメロディーだけ。

そして伴奏も入った音楽全体

チープに作ったつもりなのですが、これでもまだオリジナルよりかなりゴージャスに聴こえます。

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おしらせ

双子座三重奏団うるう日ライヴ
2012年2月29日19:00-
門仲天井ホール

双子座2012チラシtogo.jpg

中川俊郎:バッハーズ・アロウ
森田泰之進:こうふくのしま
鈴木治行:蛇行
山本哲也:スライドホイッスル三重奏曲
ケージ:ラジオ・ミュージック
ほか

出演:
曽我部清典(トランペット)
中川俊郎(ピアノ)
松平敬(声)

コンサート詳細はこちらまで

■タリス:40声のモテット
(一人の歌手による多重録音)

ご試聴、ご購入は以下まで
iTunes
e-onkyo music
OTOTOY

■松平敬 1stアルバム
《MONO=POLI》

 マショーからケージまでの声楽アンサンブル作品を、多重録音によってすべて一人の声のみで演奏したアルバム。
 16声部のリゲティ《ルクス・エテルナ》も収録。

ENZO Recordings
EZCD-10006
平成22年度文化庁芸術祭
レコード部門優秀賞受賞作品

文化庁芸術祭シンボルマーク

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ご購入は以下まで:
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