先日15曲目まで日本初演された、シュトックハウゼンの最新ピアノ曲、「自然の持続時間」(全24曲)のCD発売がアナウンスされました。
かなりキテレツなジャケットも以下のサイトから見られます。
http://www.stockhausen.org/whats_new.html
16-24曲目はまだ世界初演されていないし、委嘱元との関連もあると思うので、すぐ商品が発送出来るのかどうか分かりません。
レコーディングで演奏しミックスも聴いたコブラー氏の話では、演奏している時にすら気付かなかったような細かい残響音の変化や唸りがものすごく聴こえてきて驚いた、とのことですが、エレン・コルヴァーの「ピアノ曲I-XIV」の録音で採用したセッティングをここでも使っているようです。
極端なオン・マイクで最低音がもっとも左、最高音がもっとも右に聞こえるミキシングで(もちろん特殊奏法も、おこなっている鍵盤の位置で聴こえるようにミックス)、音域の変化がキーになっている曲だと、それが左右の空間移動としてもとらえられる仕掛になっています。
ちなみに1-15はベンヤミン・コブラーとフランク・グートシュミットが交替で、16-24はアントニオ・ペレス・アベリャンが演奏しているようで、うまくCD2枚に収まったようです。


えらく奇天烈なジャケットですが、あの色のセリー(グラデーション)は、持続時間と関連があるものでしょうか
セリーは2オクターヴからなる24音から出来ているのが分かるかと思いますが、これがKLANGの諸構造の基礎となるセリーになります。
色は各時間を表すもので1時間目は夜中なので暗く、13時間目は真昼なので明るくなっていますが、「光」の時と比べて色と音楽の関連はそれほど意識していないようです。
スコアや各曲の表紙の色に使うとか、その程度です。
お誕生日(^_^)∠※PAN!.:*:'☆.:*:'★':* おめでとう!
issyooさま>
どうも、ありがとうございます!
遂に四捨五入すると40です。
はじめて書き込みさせていただきます。
「自然の持続時間」も興味深いですが、個人的には「MIXTUR2003」を早く聴いてみたいです。でも120ユーロは高い! しかしジャケットの団員の衣装は??楽譜にそんな指定ありましたっけ?
↑よく見たら「MIXTUR2003」はCDではなくスコアでしたね。
いずれにしてもみてみたいですが、日本で上演はむずかしいだろうなぁ。
ありまさん>
「MIXTUR 2003」はMIXTURの不確定な部分をすべて確定して記譜し直した新ヴァージョンです。
昨年のザルツブルク音楽祭での初演の模様は録音されたようですが、実際にリリースするかどうかは不明です。
シュトックハウゼンは初演の指揮を担当する予定だったのですが、リハーサル中に体調を壊してキュルテンに帰ってしまったため本番には立ち合えず、録音も本人は監修していないのです。録音を聴いて、本人が了承すればCDに出す、という話までは聞いています。
衣装は多分スコアの指定にはないと思いますが、LICHTの例を見習って演奏者が自主的にカラフルなセッティングをすることも多いようです。