「熱狂の日」〜バルトーク、ストラヴィンスキー・プロ

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前回の日記で書いた通り、5月7日のシュトックハウゼンのコンサートでピアノを弾くベンヤミン・コブラーが出演する「熱狂の日」のコンサートに行ってきました。

私の聴いたプログラムは、バルトークの「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」とストラヴィンスキーの「結婚」の2曲で彼は「結婚」の第4ピアノを担当でした。

友人の彼が出ていることとは無関係に、とても楽しめるコンサートでした。
ピアノ+打楽器という組み合わせを考えると、この「ソナタ」と「結婚」というのは絶品な組み合わせですね。
リハ時間が極端に短くて、とぼやいていましたが、全くそれを感じさせない演奏でした。
彼らにとっては「えいっ」という感じでもできるのでしょう。

バルトークからストラヴィンスキー用への忍者並みの舞台転換(間に休憩なしなので、全員がこの転換を凝視していました)のあと、「結婚」の演奏者が入場してきましたが、飛行機の荷物運搬のトラブルで合唱団員の衣装が届かず、全員「熱狂の日」のスタッフTシャツを着ての演奏でした(ズボンは普段着)。
ロシアの農村の結婚式を題材とした作品なので、これもありでしょう。

ごく僅かな乱れはあったものの、短期間のリハ(前日1時間半、当日15分!)での演奏とは信じられない一体感のある演奏で、複雑な変拍子も完全に手の内に入っていました。
スコア表記より若干速めのテンポもとてもエキサイティング(早口のロシア語を喋らなくてはならない歌い手にとってはスリリングだったでしょう)でしたし、コーラスのアンサンブルは圧巻でした。
意外に終結部の簡単な和音のアタックが揃わなかったり、ということもありましたが(何度かこの和音を繰り返すたびに揃ってきたので、やっぱりリハ不足なのだと納得)、それは許しましょう。

それにしても、バルトークもストラヴィンスキーも曲目解説が3行ずつ、というのにはある意味職人魂を感じました。(しかも、その下にものすごい余白がありました)
ストラヴィンスキーは「とにかく強烈なリズム」のような言葉、バルトーク作品では貴重な3行中の1行を「初演時の譜めくりはショルティ」という記述に使ってしまうのにも苦笑しました。

終演後、ベンヤミン夫妻に会い、流れで、また一緒に食事をすることになりました。

彼らと楽屋口から出ると、出待ち風のお客さんがずらっと並んでいて、彼もサイン攻撃に会い、まんざらでもない様子でした。
ラウラ(ベンヤミンの奥さん)はその様子がおかしいようで、サインをする姿を写真におさめていました。

別の演奏者と新宿で一緒に食べようと約束していたらしいのですが、よく話を聞くと新宿駅の裏に日本風の店(屋台?)があるからそこで、というだけの約束で、どの出口か、店の名前は何なのかも分からず、結局3人で和風の居酒屋に行きました。

掘りごたつのお店で、たこわさび、焼き鳥、ほっけなどを楽しんでもらいました。

ベンヤミン夫妻でバルトークの「ソナタ」を演奏したことがあることや、ラウラはアルゲリッチがこの曲を演奏した時の譜めくりを担当して、毎回極端に違うアプローチで弾くので譜めくりの立場としては非常にスリリングだったなどの話も聞きました。

このバルトーク+ストラヴィンスキー・プロは本日もう一度本番があります。
「結婚」はたまたま、ここ最近日本で演奏されることも多いですが(私もその内の一公演でソリストとして演奏しました)、4台ピアノがネックでなかなか上演されにくい曲で、残席も若干あるようですので、お越しになることをお薦めします。

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多少は後ろ髪引かれましたけど、2005年12月の、まっちゃん他ソリストと東工大合唱団による『結婚』に満足していたので今回はあきらめました。「熱狂の日」公式ブログでも取り上げています。
http://lfj.jp/report/2007/05/post_252.html

実は今日も急遽行くことにしました。
公式ブログの変なTシャツの人しっかり発見しました。

昨日よりも落ち着いた演奏でバランスも良くなってましたが、ソリストが時々集中力を欠く場面がありました。

今日、行ってきました。やはりホールでのゲネプロはしていないのですね。あまりに短い練習時間であの水準とは驚きます。

> 昨日よりも落ち着いた演奏でバランスも良くなってましたが、
ということなので、やっぱり昨日も行けばよかったかなと少し後悔しています。

# 明日を楽しみにしてます!

M.F.さん>
当日、本番の舞台でのでのリハはやっています。
前の演奏会が終わって、次の演奏会の開場する間に(汗)

「結婚」の舞台での稽古時間が15分なので、一度通すことすら出来ないのですが。。。

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2012年2月29日19:00-
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出演:
曽我部清典(トランペット)
中川俊郎(ピアノ)
松平敬(声)

コンサート詳細はこちらまで

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