松平敬・大井浩明 デュオ・リサイタル
誦まれ 歐われ 語られる 〜シェーンベルクな午後〜
2007年6月10日(日)14:00開演(開場13:30)
於:古賀政男音楽博物館1階・けやきホール
松平敬(バリトン)、大井浩明(ピアノ)
チラシ
入場料:前売3000円、当日3500円、学生2000円
前売券販売:CNプレイガイド(インターネットから購入)
学生券は松平までメールを下さい。(メッセージを送信)
演奏曲目:
貴女の黄金の櫛を私に下さい 作品2-2(1899)
興奮 作品3-2(1903)
警告 作品3-3(1899)
練習を積んだ心 作品3-5(1903)
すべて 作品6-2(1905)
見捨てられた 作品6-4(1903)
誘惑 作品6-7(1905)
決死隊 作品12-2(1907)
感謝してはいけない… 作品14-1(1907)
この冬の日々に 作品14-2(1908)
渚にて (1909)
ペトラルカのソネット(『セレナーデ』作品24より)(1922-23) [F.グライスレ編曲]
休憩
月に憑かれたピエロ 作品21(1912)(全21曲) [E.シュタイン編曲]
黄金の仔牛の踊り(歌劇『モーゼとアロン』より)(1926-32) [川島素晴編曲](ピアノ・ソロ)
ワルシャワの生き残り 作品46(1947) [K.フレデリック編曲]
前半はシェーンベルクの後期ロマン派風の初期から無調に至る時期への作風の変遷を歌曲作品を通じて辿っていきます。優れた作品ながら、あまり演奏の機会のないシェーンベルクの歌曲の多彩な世界をお楽しみ下さい。
前半の最後は12音列を使った最初期の作品「ペトラルカのソネット」(「セレナーデ」第4楽章)です。
後半はシュプレヒシュティンメ、語りなどシェーンベルクらしい個性的な声楽技法を使用した彼の代表作「月に憑かれたピエロ」「ワルシャワの生き残り」を演奏します。
「月に憑かれたピエロ」の5人の室内アンサンブル、「ワルシャワの生き残り」のオーケストラ・パートをどちらもピアノ用に圧縮したヴァージョンでの演奏になりますが、現代音楽の名手、大井浩明氏が演奏するとどういうことになるのか共演者としても非常に楽しみです。
もちろん「ワルシャワ〜」の語り、最後の男声合唱とも、私が1人で演奏します。
通常は女性歌手によって演奏される「ピエロ〜」を男声で演奏するところも見どころでしょう。
この作品の間に「モーゼとアロン」の中の華麗なオーケストラ曲「黄金の仔牛の踊り」を間奏曲的に挟みますが、かなり複雑なオーケストラの対位法をピアノ・ソロに編曲しての演奏となります。ちなみに、この編曲は川島素晴氏に委嘱してありますが、この無理な要求に彼がどのように答えるのかも注目です。


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