「自然の持続時間」CD到着

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以前から発売されていたエレン・コルヴァーによる「ピアノ曲I~XIV」はピアノの鍵盤の目の前に座っているかのようなクリアーな音像が印象的でしたが、今度の新譜は1歩進んでピアノの蓋の中に頭を突っ込んで録音したような音像にミックスされていて、かなり異様な音質になっています。

特に前半はピアノの減衰音をじっくりと聴く作品が多いので、このようなミックスになっているのですが、先日間近での生演奏を聴いた時ですら聴こえなかったような微細な音響に溢れていて驚かされます。

今回初めて聴いた16曲目以降はどんどん音数が増えていき演奏時間も短くなっていきますが、24曲の全体のバランスでみるとこうしたテクスチュアの違いを周到に計画していることが分かります。
24曲目では、それまでの23曲の断片の引用だけで構成されていますが、1-23-2-22-3-21-・・・という順番で組み合わされ、それぞれの引用は微妙に変形されたり絶妙な経過句が組み合わされたりして、単なる回想に終わりません。
この順序で組み合わされることにより、前半のゆったりした感じと後半の音数の多いフレーズが絶妙に組み合わされ、最後に13曲目、12曲目のシンプルで瞑想的なコードの連打で終わるところなどはシュトックハウゼンの構成力のうまさを感じさせます。

もう1枚の新譜(CD82)も「コメット」や「SYNTHI-FOU」の再録音の価値のある秀逸な別ヴァージョンもすばらしいですが、QUITTの唸りまくる微分音のハーモニーが最も印象に残りました。

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双子座三重奏団うるう日ライヴ
2012年2月29日19:00-
門仲天井ホール

双子座2012チラシtogo.jpg

中川俊郎:バッハーズ・アロウ
森田泰之進:こうふくのしま
鈴木治行:蛇行
山本哲也:スライドホイッスル三重奏曲
ケージ:ラジオ・ミュージック
ほか

出演:
曽我部清典(トランペット)
中川俊郎(ピアノ)
松平敬(声)

コンサート詳細はこちらまで

■タリス:40声のモテット
(一人の歌手による多重録音)

ご試聴、ご購入は以下まで
iTunes
e-onkyo music
OTOTOY

■松平敬 1stアルバム
《MONO=POLI》

 マショーからケージまでの声楽アンサンブル作品を、多重録音によってすべて一人の声のみで演奏したアルバム。
 16声部のリゲティ《ルクス・エテルナ》も収録。

ENZO Recordings
EZCD-10006
平成22年度文化庁芸術祭
レコード部門優秀賞受賞作品

文化庁芸術祭シンボルマーク

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TOWER RECORDS ONLINE
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