本番まであと1週間を切ったWINDS CAFE。
そこで演奏する曲目について簡単に紹介しておきたいと思います。
まずは、コンサートの基本情報から。
WINDS CAFE 141《バベルの声》
2008年9月28日(日)13:30開演16:00〜パーティ+オークション
@四谷・カノンホール
入場無料(投げ銭方式)
声:松平 敬、音響:有馬 純寿
主催者website: WINDS CAFE
一部の作品での音響関係を急遽、有馬純寿氏にお手伝い頂くことになりました。
実は私がご一緒するのは初めてですが、この分野での名手ですので楽しみにしています。
以下、曲目紹介です。
・グレゴリオ聖歌「Ave Maria」「Ave maris stella」「Salve Regina」
聖母マリアを讚える3つの有名な聖歌です。
本来は合唱で演奏されるべきですが、あえて無伴奏独唱曲として演奏します。
1000年を越えて歌い継がれる名旋律は、歌い込めば歌い込むほど味が出てきます。
・カーゲル「バベルへの塔」
旧約聖書のバベルの塔のエピソードを描いた歌詞に曲をつけた無伴奏のメロディーです。
18の異なる言語への翻訳に18の異なるメロディーを付けることにより、バベルの塔での言語の混乱を音楽的に表現しています。言語の選択、順序は演奏家に委ねられていますが、今回は、ヘブライ語、英語、日本語、スワヒリ語、ハンガリー語、イタリア語を歌います。
奇しくも追悼演奏となってしまいました。
・ケージ「FOUR6」
ケージ最晩年の作品です。いわゆるナンバー・ピースと呼ばれる一連の作品群の一曲ですが、この作品の大きな特徴は楽器編成が全く指定されていないことです。
4人の各演奏者は12のサウンドを選び、指定された時間枠でこれらのサウンドを演奏します。五線譜によるピッチの指定はなくサウンドの番号をあらわす1〜12のみの数字が記譜されています。
第1奏者はライヴで演奏しますが、第2〜4奏者のパートは録音音源の再生となります。
それぞれ12種類の、サイン波、クラシック曲のSP時代の録音、環境音を選択しました。
・ルシエ「バリトンと正弦波のための音楽」
CDに録音されたゆっくりとピッチを変化させる2声のサイン波とバリトンの唸りがテーマとなった作品です。数年前にも演奏しましたが、より完成度の高い演奏を目指したいと思います。
・シュヴィッターズ「ursonate」
言わずとしれた、音響詩の古典的名作。演奏時間30分ほどの大作の全曲演奏に初めてチャレンジします。
延々と早口言葉が続くような箇所も慣れてくると快感になってきます。
コンサートの後にパーティー、オークションも開催されます。
飲み物や食べ物など、パーティー用の差し入れ大歓迎です。