もうすぐ(イタリア時間の今晩)、ボローニャでシュトックハウゼンの遺作TIERKREISのオーケストラ版が世界初演されます。
(オリヴァー・ナッセン指揮、Orchestra Mozart at the Teatro Manzoni in Bologna)
厳密に言うと、この中の天秤座から山羊座の「5つの星座」(2003)はすでに世界各地で再演を重ねているので、完全に世界初演となるのは水瓶座から双子座までを含む「続・5つの星座」(2007)となります(蟹座と獅子座は未作曲の模様)。
以前にもお知らせしていますが、この中の「双子座」はシュトックハウゼンの亡くなる前夜に完成したまさに「辞世の句」となります。
先日のシュトックハウゼン追悼演奏会のプログラムや写真をカティンカに送ったところ、そのお礼のメールとともに今回の世界初演のリハなどの模様についても教えてもらったので、ここでも紹介します。
様々な国籍をもつ極めて若いメンバーによるオーケストラによる仕上がりは非常によく(カティンカの表現では「exceptionally good」)、一緒にリハーサルをやるのが彼女にとってもとても楽しいようです。
今回世界初演となる「続・5つの星座」の部分は非常に美しく感動的な音楽に仕上がっているとのことです(この5曲だけで20分の演奏時間(通常のヴァージョンだと12曲全曲で26〜30分)というのが個人的に興味をひきます)。
特に「牡牛座」でテューバ・ソロが大活躍するところが(カティンカの表現では「like a tuba concertino」)聞き物のようです。
作品表によると同時期に「牡牛座」のみのファゴット・ソロ版(おそらく未初演)というのがあるので、このアレンジと関連があるのかもしれません。
本日のゲネプロと本番を録音し、おそらくそれが正式なCDのための音源として使える見込みとのことです。
カティンカには珍しい興奮気味の文面から、相当に仕上がりが良いことが期待されます。発売が楽しみです。


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