2008年10月アーカイブ

本日は来週のシュトックハウゼンの演奏会の合わせで某音大へ行ってきました。
私の演奏する「ルシファーの夢」は「光の土曜日」の第1場面ですので、ピアノがメインの作品ながら立派なオペラの一場面となります。ということもあり、本日の内容は「立ち稽古」的なものでした。

その某音大や帰り道で撮った写真をアップしておきます。
iPhoneのカメラはあまり画質が良くないのですが、それを逆手にとってトイカメラ風の写真に加工するアプリケーションで撮りました。アプリケーションのご購入(230円)は以下のURLよりどうぞ。
ToyCamera
さりげなく撮った写真でも味わい深い雰囲気に変わるのが良いです。

  


もはや遠い過去のように思われる9月の本番の写真を整理してアップしましたので紹介します。
画像やリンクをクリックすると写真をまとめたページへ飛びます。

シュトックハウゼン追悼演奏会(9/12門仲天井ホール)
spiral.jpg

当日配布したプログラム(PDF)


WINDS CAFE 141 バベルの声(9/28カノンホール)
babel.jpg

当日配布したプログラム(PDF)

先週の本番の体験があまりに強烈すぎて、いまだその余韻が体に残っているのですが、次の本番の準備にもとりかからなくてはなりません。

まずは、来週の近藤さんのリサイタルへのゲスト出演です。
「ルシファーの夢」でルシファー役として演奏します。歌う部分は短いのですが暗譜で演奏しなくてはならないため、30分を超えるこの長大な作品を演奏しない部分も含めすべて把握しておかなくてはなりません。
これが、かなり大変です。アンサンブルも見かけ以上に複雑怪奇です。

ちなみにこの作品、ピアニストがいるのにも関わらず、私もピアノを(歌いながら)弾かなくてはならない部分があります(汗)。

近藤伸子 ピアノリサイタル
20世紀のピアノ曲Ⅳ - 追悼シュトックハウゼン

2008年10月31日(金)19:00開演(18:30開場)
東京文化会館小ホール
料金:一般3500円、学生2000円

プログラム(すべてシュトックハウゼン作曲)
ピアノ曲Ⅰ~Ⅳ(1952/53)
ピアノ曲Ⅹ(1954/61)
《自然の持続時間》より(2005/06)
《ティアクライス》より(1975)
ルシファーの夢(声楽・ピアノ版)(1981)

ピアノ:近藤伸子、クラリネット:武田忠善、バリトン:松平敬

お問い合わせ先ウェブサイト:東京コンサーツ


これが終わったら、悪魔ルシファーからイエス様へ変身しなくてはなりません。
キャラ違いすぎです。。

合唱団MIWO第25回演奏会
J.S.バッハ《ヨハネ受難曲》

指揮 大谷研二
福音史家(テノール) 五郎部俊朗
ソプラノ 鈴木美登里
アルト 北條加奈
バス(イエス) 松平 敬
バス(ピラト) 萩原 潤

東京バッハ・カンタータ・アンサンブル
(コンサートミストレス 川原千真)

2008年11月9日(日) 16:00開演
会場 しらかわホール(名古屋)

リンク:主催者ウェブサイト

気がつくとオラトリオを歌うのはものすごく久しぶりかもしれません。
愛知県近郊の方は是非どうぞ。
ちなみに指揮者の大谷氏は、交通事故のためしばらく休養していましたが、この演奏会が復帰コンサートとなるようです。

高木正勝さんの2日間にわたるコンサート「タイ・レイ・タイ・リオ」無事に終わりました。

リハが始まる前はどのようなことになるのか不安が一杯でしたが、今思い返せば一週間共演者やスタッフの方々と一緒に過ごした至福の時間が懐かしく感じられます。
12月に岩手で同じ内容のコンサートも予定されていますが、今からもうその本番が楽しみです。

リハーサル、本番の過程で終始創造的な気持ちで臨めた本番は、私の音楽人生の中でもそう沢山ある訳ではなく、個人的に得たものも多かったです。
これは高木さんの持つ人間性、アートに対する姿勢から来ているのでしょうか?

最後に高木さんの映像作品(今回は演奏しませんでしたが個人的に好きな作品です)の動画を貼り付けておきます。

一昨日のケージ企画、満席のお客様をお迎えして無事終了しました。
ご来場の皆様ありがとうございました。

足立智美、さがゆき、今井和雄各氏の凄まじく個性的な音楽性と共演するのは刺激的でしたが、ケージ演奏においては、そこに影響を受けてはいけません。
共演者が何をしようと挑発されることなく、私は修行僧のように自分のペースで淡々と演奏をし、徹底的に「非ドラマ性」と「非表現」を追求する、ある意味精神的な鍛練の場となりました。

その企画でもっとも準備が大変だっただろうと思われるのが、《Water Walk》でしょう。
まるでリビングルームのようなセットが笑えますが、いくつか写真を撮ったので紹介します(クリックで拡大)。



もっとも準備の大変だったであろうバスタブに水を注いでいます。



《Water Walk》のセット(ほぼ)全景です。どうみてもリビングルームにしか見えません。バラの花(造花)も詩的でしたが、右端の圧力鍋の音が最高でした。

ちなみにケージ自身による演奏の動画はここからみられます。



終演後、「演奏済み」のバスタブに入浴する某共演者の方(笑)。


ちなみに開演前にスピーカーからガリガリなっていた音が受付で「芳名帳へご記帳」という名目でお名前を書いてもらっていたボールペンなどの音を増幅していた(=《0'00"》の演奏)ことに意外に気付かれていなかったかもしれません。名前の書き方(筆圧、スピードetc.)による「演奏結果」の違いが興味深かったです。どさくさにまぎれて出演者自ら芳名帳に記帳したりもしました。


さて、本日と明日は高木正勝さんのコンサート本番です。自分の中では異種格闘技的な状態が連続していますが、とても刺激的です。
はじめはどういうスタンスで演奏すれば良いのか手探り状態でしたが、自分のペースをつかんでしまったので、毎回のリハーサルが楽しくなってきました。
気がつくとモンゴル、チベット、バリ、インドと色々なことをやってます。
あと本番だけと思うと少し寂しいです。

週末は、15、16日に本番のある高木正勝さんのコンサートのリハがびっちり入っていました。
いつもやっているクラシックや現代音楽とは全く違う音楽(あえてジャンル分けすればフュージョン系?)で、かっちりした譜面無しにセッションを重ねてアレンジを作り上げていくリハのスタイルは時間もかかり体力を消耗しますが、とても楽しいです。共演者の皆さんも様々な音楽的なバックグラウンドを持った方々が集まっていて色々と刺激を受けます。

リハの模様も音響スタッフの方によってすべて録音されていますが、リハを終えて家に戻る頃にはその音源がサーバーにアップされていて、自宅で反省会ができるシステムが素晴らしいです。

明日はそのリハの合間をぬって、ジョン・ケージの本番です。
音楽性は全く異なりますが、こちらも自分で譜面を作ったり、特殊な楽譜を即興的に音楽化したりと、演奏に創造性が求められます。
こちらは予約分終了したとのことで、当日売りが若干のみあるそうですので、気になる方はお早めにどうぞ。

今月はかなり大変な本番が続きます。
しかも方向性がかなりバラバラで演奏結果の想像がつかないものばかりです。


音楽の複数次元2008 vol.1 『凶暴なるケージ』

◎日程:2008年10月13日(月)18:30開演(18:00開場)
◎会場:門仲天井ホール
◎予約2300円、当日2500円 

◎プログラム(すべて作曲:ジョン・ケージ)
「Water walk」足立智美
「Variations II」今井和雄
「62 Mesostics re Merce Cunningham」足立智美、さがゆき、松平敬
「Solo for Voice 2」足立智美、今井和雄、さがゆき、松平敬

主催者ウェブサイト:http://www.purple.dti.ne.jp/naya/contens/event/081013Cage/


高木正勝コンサート「タイ・レイ・タイ・リオ」

2008年10月15日(水)、16日(木)19:00開演(18:00開場)
会場:めぐろパーシモンホール 大ホール
料金:全席指定 ¥5,000- (税込) 当日¥5,500- (税込)

出演:高木正勝(p),田口晴香(vo), ヤドランカ(vo), 松平敬(vo),
熊澤洋子(violin), 金子鉄心(uilleann pipes),ヤマカミヒトミ(fl),
OLAibi(per), 佐藤直子(per), 沢田穣治(cb)
映像:高木正勝

主催者ウェブサイト:http://www.epiphanyworks.net/trtr/


近藤伸子 ピアノリサイタル
20世紀のピアノ曲Ⅳ - 追悼シュトックハウゼン

2008年10月31日(金)19:00開演(18:30開場)
東京文化会館小ホール
料金:一般3500円、学生2000円

プログラム(すべてシュトックハウゼン作曲)
ピアノ曲Ⅰ~Ⅳ(1952/53)
ピアノ曲Ⅹ(1954/61)
《自然の持続時間》より(2005/06)
《ティアクライス》より(1975)
ルシファーの夢(声楽・ピアノ版)(1981)

ピアノ:近藤伸子、クラリネット:武田忠善、バリトン:松平敬

お問い合わせ先ウェブサイト:東京コンサーツ

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おしらせ

双子座三重奏団うるう日ライヴ
2012年2月29日19:00-
門仲天井ホール

双子座2012チラシtogo.jpg

中川俊郎:バッハーズ・アロウ
森田泰之進:こうふくのしま
鈴木治行:蛇行
山本哲也:スライドホイッスル三重奏曲
ケージ:ラジオ・ミュージック
ほか

出演:
曽我部清典(トランペット)
中川俊郎(ピアノ)
松平敬(声)

コンサート詳細はこちらまで

■タリス:40声のモテット
(一人の歌手による多重録音)

ご試聴、ご購入は以下まで
iTunes
e-onkyo music
OTOTOY

■松平敬 1stアルバム
《MONO=POLI》

 マショーからケージまでの声楽アンサンブル作品を、多重録音によってすべて一人の声のみで演奏したアルバム。
 16声部のリゲティ《ルクス・エテルナ》も収録。

ENZO Recordings
EZCD-10006
平成22年度文化庁芸術祭
レコード部門優秀賞受賞作品

文化庁芸術祭シンボルマーク

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