先週末の東大でのシュトックハウゼンをテーマとしたシンポジウム、ワークショップ、コンサートはお陰様で無事に終了しました。
本企画に携わった様々な方には本当にお世話になりました。
特に昨日のスケジュールは、蓋を開けるととんでもないことになっていました。
11時〜13時 「シュピラール」用の機材のセッティング、サウンド・チェック、リハ、「7つの日の歌」のリハ
14時〜15時 「シュピラール」のワークショップ
15時〜16時 「ルシファーの夢」のセッティング、照明、動きなどの打合せ、確認、リハ(時間切れで一部のみ)、「シュピラール」の最終確認は時間切れのため断念
16時〜18時 コンサート本番。「ルシファーの夢」(35分、暗譜、演技付き)、「7つの日の歌」(10分、暗譜、演技付き)、「シュピラール」(20分、演奏内容は不確定)
すべての演目が再演ばかりだったので、何とかできましたが、始めての作品が混ざっていたら、どこかで崩壊していたに違いありません。
「シュピラール」は有馬氏にMAX/MSPによる疑似短波ラジオを作成してもらい、音量バランス、パンなどの操作もお願いしました。私も一部分をKAOSS PADで声を変調させたりディレイをかけたり新しい試みを行ったので、再演にも関わらず全く新しい仕上がりになりました。
シュトックハウゼン絡みは、来春に大きな山場を迎えます。
日本現代音楽協会の企画で50分の大作「AM HIMMEL WANDRE ICH」を演奏予定ですのでご期待下さい。
最後に「シュピラール」のワークショップで映写した1968年前後の作曲活動を時系列に並べたものをここに貼り付けておきます。
「シュピラール」が「7つの日より」の後に作曲されていることを始めとして、+-などによるプロセス作曲、テキストによる直観音楽、もっとしっかりと譜面に定着されたもの、フォルメルによる作品など、様々な傾向のものが入り交じっている事がよく分かるかと思います。
「来たるべき時のために」のセイロンで作曲されたものには、テキストによる「楽譜」にメロディーやリズムの楽譜が付されているなど、直観音楽とフォルメルが結びついている実例は、もっと注目されても良いかもしれません。
1966年 HYMNEN作曲開始
1967年5月 PROZESSION
1967年11月 HYMNEN完成
1968年2〜3月作曲 STIMMUNG(@アメリカ)
1968年(4月)作曲 KURZWELLEN(初演5月5日)
1968年5月7日〜11日作曲 AUS DEN SIEBEN TAGEN
1968年8月作曲 FÜR KOMMENDEN ZEITENより5曲(ダルムシュタット講習会期間)
1968年9月作曲 SPIRAL(@アメリカ)
1969年1月作曲 Dr. K - SEXTETT
1969年1月〜4月頃 HYMNENオーケストラ版(@アメリカ)
1969年9月22日 FÜR KOMMENDEN ZEITEN「INTERVALL」(@コルシカ)
1969年12月〜70年1月 EXPO
1970年2月4日 FÜR KOMMENDEN ZEITENより3曲(@バリ)
1970年2月 POLE(@バリ)
1970年5月1日〜6月20日 MANTRAのスケッチ(@大阪)
1970年7月4日〜7日 FÜR KOMMENDEN ZEITENより8曲(@セイロン)
1970年7月10日〜8月18日 MANTRA(@キュルテン)


素敵な演奏でした!
さすがです。
3月に向けて・・・
山篭りだ!?
ご来場ありがとうございました。
今回3曲まとめてやるのも、かなり大変でしたが、3月の企画はインディアナ・リーダーに新作3曲、今から冷や汗です。
実はこの企画とっても行きたかったのですが、体調を崩していて行けませんで・・とても惜しいことをしました・・。
シュトックハウゼン氏も日本でこのような企画を行われたことを、喜んでいるのではないでしょうか。またの機会にはぜひ伺いたいと思います。お疲れ様でした!
kerecheeneさん>
体調はよくなりましたか?
日本音楽学会、ベルク協会の年報などで、関連テキストが掲載されるようですので、そちらをお待ち下さい。