今月パリで、シュトックハウゼンが生涯の最後に作曲した遺作《続・5つの星座》(=《ティアクライス》オーケストラ版の後半)が演奏されます。
以下の情報をご覧になるとお分かりかと思いますが、指揮を担当するのは盟友ブーレーズです。ブーレーズは《グルッペン》《プンクテ》の初演を担当するなど、シュトックハウゼン初期の作品はよく演奏していますが、60年代後半以降の作品は私の知る限りでは彼のレパートリーに入っていないはずですので、今回の選曲は画期的といえるでしょう。
その他の作品はシュトックハウゼンにしてもリゲティにしても、「古典」といえる名作で、プログラミングにものすごく捻りがある訳ではないのですが、シュトックハウゼンの最初期の「点の音楽」である《クロイツシュピール》と《コントラ=プンクテ》の星のような響きが、星座を音楽にした《ティアクライス》とつながるというのが心憎いところです。
今月は《クラング》の6時間目《美》と12時間目《目覚め》の初演が、1週間のスパンで行われるなどシュトックハウゼン絡みのイヴェントが充実しています。
Salle Pleyel
252, rue du Faubourg Saint-Honoré
75008 Paris
17 OCTOBRE
252, rue du Faubourg Saint-Honoré
75008 Paris
17 OCTOBRE
Métro : Ternes, Charles de Gaulle-Etoile
17 octobre 20h
17€ à 45€, Abonnement 13,60€ à 36€
Durée : 1h30 plus entracte
Karlheinz Stockhausen
Kreuzspiel
Kontra-Punkte
Fünf weitere Sternzeichen, création française
György Ligeti
Concerto de chambre
Aventures et Nouvelles Aventures
Claron McFadden, soprano
Hilary Summers, contralto
Georg Nigl, baryton
Ensemble intercontemporain
Pierre Boulez, direction
http://www.festival-automne.com/fr/programme.php?programme_id=280


私の知る限りで、BBC時代に《ミクストゥール》を指揮しているくらいですね.(《モメンテ》は計画しながらも諦め、シュトックハウゼン=アンサンブル・ミュジック・ヴィヴァントのツアーをロンドンに呼んだ、と伝記にはあります.)
この演奏会はFrance Musiqueにより録音放送されますが(10月26日午後8時〜=現地時間)、同局は最近オンデマンドが充実しているので、気軽に聴けるのがありがたいところです.(昨日の《Aïs》も、聴けます….)
http://sites.radiofrance.fr/francemusique/em/lundi-contemporaine/ (to appear)
M.F.さん>
情報ありがとうございます。
ブーレーズが《ティアクライス》をどのように演奏するかは興味深いところですので、放送を聴いてみたいと思います。