最近読んだ本
《科学と神秘のあいだ》菊池誠著
血液型占いにはじまり、アポロの月面着陸は捏造だった説、水は人間のことばに反応する説、9・11陰謀説、神武天皇以来受け継がれたY染色体説、動物による地震の予知など、一見科学的に思えて、実はニセ科学にすぎない様々な事象について分かりやすく書かれた本です。
一見科学の顔をしたトンデモ理論が、さりげない論理の飛躍によって、とてつもない結論へ帰結して、それを信じてしまう危険性はオウム事件などでも明らかになっていますが、これは「リアル」とは何か、という人間の認知の問題にもつながります。
物理学を専門とする筆者も、お化けはこわい、と公言する通り、科学の領域がおよばない部分の「神秘」の部分を否定しているわけではありません。
夜道で見た謎の白い物体が、あとで風で飛ばされた洗濯物だと判明しても、その時に「幽霊だ」と実感したのなら、その人は実際に幽霊をみた、ということになるのです。
そうしたこともふまえ、科学とはなにか、神秘とはなにか、考察したこの本は、大変興味深い内容でした。
レッド・ツェッペリン好きな筆者らしく、音楽の話題もよく文章にあらわれますが、テルミン、ウダー、尾上祐一氏など、チョイスがかなり独特で、これもツボでした。


最近のトンデモ科学は「大脳生理学」らしいですね。
科学者が仮説検証をやっているうちは「科学」なんですけど、それを商売に利用する人がいて、それを妄信する大衆にまで下ると、一気にトンデモになるという。
ウチのお客さんの中には、「シンクロニシティ」と「運命の赤い糸」がイコールになっていて、男ゲットの手段と化している人がいますw
りろさん>
「脳科学」も「シンクロニシティ」ももちろん話題になってます。
まともな科学者の人でも、ちょっとしたきっかけでニセ科学の領域へと知らずに足を踏み入れてしまう人もいる、という話も書いてありました。
わあ。こちらでこの本の話題が出るとは。
学生時代からの古い知り合いです(*^^*)
ようこさん>
世界はせまいですね!
テルミンつながりでもあるのでしょうか?