KURZWELLEN(1968) for 6 players
ピアノ:Aloys Kontarsky
エレクトロニウム:Harald Bojé
タムタム:Alfred Alings, Rolf Gehlhaar
電子ヴィオラ:Johannes G. Fritsch
フィルター、ポテンショメーター:Karlheinz Stockhausen
録音:1969年
この作品の前年に作曲されたPROZESSIONでは、シュトックハウゼンの過去の作品からの断片を素材として、+や-の記号による特殊な楽譜によって即興的にそれを変容させていく「プロセス」に目を向けた作品であったが、この作品ではその素材が各奏者が楽器とともに使用する短波ラジオで受信した音響に置き換わる。
短波ラジオは世界中から発信される具体音からノイズに至る多様な音響を含むが、この多様な音響が生演奏によって変容されることにより、具体音から抽象的な音響までの領域が様々なレベルで結び合わされる。
作曲家との緊密、かつ継続的なコラボレーションを経た、演奏の高い完成度も必聴である。
関連録音:
CD61「短波」世界初演ライヴ録音
